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流行中のインフルエンザの8割は新型
発信時間: 2009-10-30 | チャイナネット

2009年10月29日15時、衛生部応急弁公室の梁万年副主任、中国疾病予防控制センター(CCDC)控制応急処理弁公室の余宏傑副主任および北京地壇病院感染性疾病診治センターの李興旺主任は人民網の特別取材に対し、「甲型H1N1インフルエンザ(新型インフルエンザ)予防控制措置は、正常な経済社会生活秩序を保障するものだ」と語ると同時に、ネットユーザからの各種質問に答えた。「人民網」北京が30日、伝えた。

梁副主任は、中国の新型インフルエンザ最新流行状況について総合的に分析した結果、以下の主だった特徴が見られると指摘した。

(1)患者数が急増しており、重症患者や死亡患者が増え続けている

(2)患者別にみると、学校での集団発生事例がかなり大きな比率を占めている

(3)インフルエンザウイルスの型別検査結果によると、新型インフルエンザウイルスが約80%を占めている

(4)前段階と比べ、インフルエンザ流行の地域的傾向は不明瞭になってきている。つまり、東部と西部、南部と北部、都市と農村、それぞれに見られた差が、流行初期より縮まってきている。

以上のことから、今こそ予防抑制措置が肝心な時期となる。今後ますます寒くなるにつれて、国内の多くの地域で従来型(季節型)インフルエンザの多発期に入るため、予防抑制は一層厳しい局面を迎え、その措置もさらに困難さを増すと予想される。

「人民網日本語版」2009年10月30日

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