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偽「新型インフル対策マスク」を押収 |
発信時間: 2009-11-12 | チャイナネット |
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各メディアはこのところ、天津市明大科技開発有限公司が甲型H1N1インフルエンザ(新型インフルエンザ)ウィルスの予防・感染防止に有効なマスクの研究・開発に成功、発売を開始したニュースを盛んに報じた。しかし、国家食品薬品監督管理局の顔江瑛報道官は11日、同局がこれまでに、新型インフルエンザウイルスの予防・感染防止に有効なマスクを認可した事実はないと明言した。 顔報道官によると、天津市明大科技開発有限公司は「医療器械製造企業許可証」を取得しておらず、問題のマスクも「医療器械製品登録証」を得ていないという。未出荷の「抗インフルエンザマスク」3012枚は工場で押収され、販売済みの5千枚は、直ちに回収するよう同社に命ぜられた。 工場での精査の結果、9日の時点で、工場で製造された「抗インフルエンザマスク」は計8012枚、うち5千枚が1枚9.5元の販売価格で販売されたことが判明した。現場では、未出荷の「抗インフルエンザマスク」3012枚、半完成品マスク2652枚、原材料(マスク生地)6500枚分、パッケージ1千個、関連生産設備が発見され、天津および河北の薬品監督管理部門が全て押収した。
関連ニュース:新型インフル対策用高機能マスクの開発に成功 「人民網日本語版」2009年11月12日
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