イタリア・プロサッカーリーグのマウリツィオ・ベレッタ(Maurizio B retta)会長は、イタリアのスポーツ紙「Corriere dello Sport」の取材に対し、「我々はすでに、イタリア・スーパーカップは今後3シーズン中国で開催することで中国側と基本合意に達している。ただし、開催会場についてはまだ決定していない」と明かした。
北京オリンピック開幕1周年記念にあたる2009年8月8日、イタリア・スーパーカップが北京の国家体育場「鳥の巣」で開催された。ラツィオは2-1でインテル・ミラノを破り、優勝を勝ち取った。中国で開催された今回のスーパーカップは、史上空前の成功裏に終わった。イタリアサッカーの影響力がぐんと拡大しただけではなく、中国に一大センセーションを巻き起こし、大成功を収めた試みとなった。
ベレッタ会長は、「8月の開催は、最高に素晴らしいタイアップだった。中国側のソフト・ハード施設はいずれも十分に完備されており、組織・PR面でも完璧な大会だった。さらに、我々は中国で、膨大な数の熱烈なサッカーファンを得た。中国でのスーパーカップ開催は、イタリアサッカーの魅力を示すひとつの方法だ」とコメントした。
「人民網日本語版」2009年11月24日 |