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新型インフルエンザによる死者の8%が妊婦
発信時間: 2009-12-09 | チャイナネット

中国工程院の鐘南山研究員の話によると、中国大陸部における新型インフルエンザによる死者200人のうち、8%が妊婦で、その多くが妊娠6カ月以上であることがわかった。 

鐘南山氏は、「新型インフルエンザに感染した妊婦が重症化すれば治療が難しくなり、胎児の死亡率も高くなる」と述べ、妊婦に発熱や咳などの新型インフルエンザの症状が現れた場合は、タミフルを処方するのが望ましいと指摘した。 

また鐘南山氏は、「コミュニティ衛生サービスセンターは、妊娠5カ月を過ぎた妊婦や心臓病患者などのハイリスク群患者に特に配慮している。高熱や全身痛、咳などの症状が1~2日以内に悪化した患者に対しては、早めにタミフルを処方すべきだ」と促した。

「チャイナネット」 2009年12月9日

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