朝鮮の大学4校、中国の大学6校の各学長および両国教育関係者らが吉林省長春市で22日午前にフォーラムを開催、両国の教育・人材交流と協力について討論した。「中国新聞社」が伝えた。
今回のフォーラムは中朝両国が開催する初の大学学長フォーラム。朝鮮側は朝鮮教育省高等教育局、朝中友好協会、平壌機械大学、金日成総合大学、朝鮮理科大学、金策工業総合大学、中国側は中国教育部国際協力・交流司、北京大学、吉林大学、哈爾浜(ハルビン)工業大学、東北師範大学、蘭州大学、大連理工大学の各学長および責任者が参加した。
中国教育部国際協力教育司の劉宝利・副司長によると、過去数十年にわたり、朝鮮は中国政府が提供する奨学金定員が最も多い国家であり続けている。新たな教育交流計画の下、中国は朝鮮に対して政府奨学金定員を今後も引き続き従来の350人から400人へと拡大し、さらに毎年教員を互いに派遣し教学を行う。劉副司長はさらに、中国の若い教員と学生が朝鮮へ留学するためのより多くのチャンスが得られることを希望するとした。
フォーラムでは多くの代表が相互訪問の強化を希望、協力強化によりより深いレベル・分野での発展が期待されるとした。北京大学代表は、両国教育部門がハイエンド人材の相互育成を強化し、新分野での共同研究を開拓、学術会議を共催することで中朝両国の学者の参与を促したいと述べた。
「人民網日本語版」2009年12月23日 |