中国青少年インターネット協会が発表した「小学生インターネット使用行為調査報告」によると、北京、上海、武漢の計1200人の小学生のうち、インターネットを使用したことがあるのは1079人となった。小学生が毎月インターネットに費やす実際の小遣いは親の考えている金額よりも低く、回答者のうち1019人の小学生の毎月のインターネット費用(ネットカフェ、オンラインゲームなど)の平均額は5.9元であることがわかった。
報告によると、毎月インターネット(ネットカフェ、オンラインゲームなど)に充てる小遣いについて回答した1019人の小学生のうち、71.8%はネットカフェ、オンラインゲームなどにお金を使わず、21.3%は毎月10-20元、4.7%は毎月20元以上使っているとした。計算の結果、回答者1019人の小学生の毎月のインターネット(ネットカフェ、オンラインゲーム)に充てる小遣いの平均額は5.9元となった。
一方保護者に対する調査結果によると、31.4%の保護者は子どもがネットカフェ、オンラインゲームなどに小遣いを使うことを望んでおらず、34.6%の保護者は20元以下であれば認めるとした。計算の結果、保護者が子どもに対して認めるネットカフェ、オンラインゲームなどへの小遣い出費の平均月額は18.4元となり、小学生の実際の月額平均出費を上回った。
また同調査結果によると、インターネットを使用したことがある1079人の小学生のうち、6.4%は「いつもインターネットをしているわけではない」と回答、6割を超える小学生は、毎日インターネットに費やす平均時間を1時間以内に抑えており、そのうち「30分-1時間」が約3割を占めた。約4.3%の小学生は毎日の平均インターネット使用時間は「2時間以上」と回答した。
「人民網日本語版」2009年12月22日 |