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個人情報販売で実刑、全国初 広東
発信時間: 2010-01-04 | チャイナネット

広東高等法院(高裁に相当)は3日、公民個人情報を不法に取得し詐欺団に対して個人情報資料を不法に販売した罪で起訴されていた周建平・被告に対し、懲役1年6カ月、罰金2千元の判決を下したと発表した。周被告は裁判所に、個人情報安全の侵犯という新たな罪名で刑事責任を言及された国内初の例となった。

法院の審理によると、2008年11月、周被告は広州市昌崗中路に広州市華探調査有限公司を設立、規定に違反して他人の電話番号リスト、携帯電話番号リスト、個人資料を不法に取得した。同年12月、周被告はリスト1部につき1200元から1500元の価格で詐欺団に対して電話番号リストを計14部販売、1万6千元の利益を得ていた。

周被告から提供された電話番号リストに基づき、詐欺団は珠海市の霍栄蔭・副市長、恩平市共産党委員会書記、深セン市宝安区消防中隊隊長、佛山市紀律検査委員会書記などに相次いでなりすまし、各人の友人に対して至急現金が必要だとの電話詐欺を行い、不法に88万元を得た。

「人民網日本語版」2010年1月4日

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