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衛生部:新型ワクチン接種、妊娠中の全期間安全 |
発信時間: 2010-01-05 | チャイナネット |
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中国衛生部衛生応急弁公室の梁万年主任は4日、全国で約1400人の妊婦が、昨年末の時点で、新型インフルエンザのワクチン接種を済ませたと発表した。現在のところ、新型インフルエンザのワクチン接種後、深刻な副反応が出た妊婦の報告はなく、ワクチンは妊婦に対して安全なものであることが証明されている。 梁主任は、「衛生部は妊婦を新型インフルエンザワクチン接種の重点対象者としており、現地政府の条件と規定を満たす妊婦は全て、本人が希望すれば早急にワクチン接種を受けるべきだ」と指摘している。また、妊娠初期の3カ月のワクチン接種は避けた方が良いという意見については、「ワクチン接種は、妊娠中の全期間、安全だ。これは世界保健機関(WHO)も推薦しており、一部主要国家もこの方針を採っている」との見方を示した。 梁主任はさらに、「我々は妊婦が全員、ワクチンを接種するよう奨励しているが、アレルギーを持っているなど様々な事情で、ワクチン接種を済ませていない妊婦もいる可能性が高い」と指摘する。梁主任は、このような状況を踏まえた上で、次の2つの方法のいずれかを選ぶことが、より科学的だと提案している。 (1)妊娠する計画がある場合、ベストタイミングを見計らってワクチンを接種する (2)万一に備えて、より慎重策を講じたい場合は、妊娠の計画を遅らせる(編集KM) 「人民網日本語版」2010年1月5日 |
· 中国では既に378万人が新型インフルエンザワクチンを接種済み
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