中国衛生部は7日、生後6カ月-3歳未満児に対する新型インフルエンザ用ワクチンの接種を提言した。
衛生部は中国の生後6カ月-3歳未満児へのワクチン臨床試験の安全報告、3歳-11歳児に対する年齢別ワクチン臨床試験の結果、および、他国の6カ月-3歳未満児に対するワクチン接種情況に照らし、専門家の論証を経て、6カ月-3歳未満児への新型インフルエンザ用ワクチン接種に関する指導意見を発表した。
通知によると、6カ月-3歳未満の児童に対する新型インフルエンザ用ワクチンの接種は、1回7.5μg、2回接種で、接種間隔は21-28日。15μg/0.5mL入りのワクチンは1回分の接種が可能で、30μg/1mL入りのワクチンは3回分の接種が可能(それぞれ1回分は7.5μg)。残ったワクチンは使用してはならない。
通知は、各地の衛生部門と接種機関に対し、「情報を正確に伝え、自由意志により、無料での接種を行う」という原則に従い、「2009年秋冬新型インフルエンザ用ワクチン予防接種指導意見」と、「予防接種業務規範」の要求を厳格に守り、6カ月-3歳未満児に対するワクチン接種を行うよう強調している。
「人民網日本語版」2010年2月8日 |