中国工業情報化部は22日、春節（旧正月）期間中の通信ネットワーク利用量に関するデータを発表した。これによると、春節期間中、全国の携帯電話ユーザが発信した各種ショートメッセージ総数は、前年同期比10％以上増の累計230億通に達した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

中国移動（チャイナモバイル）、中国聯通（チャイナユニコム）、中国電信（チャイナテレコム）の通信キャリア3社の携帯電話ユーザ累計が約7億3500万人であることから、春節期間中、全ての携帯電話ユーザが平均31通のショートメッセージを発信した計算になる。大晦日と元旦の2日間は、ショートメッセージ発信のピークとなり、ショートメッセージ発信件数はこの2日間だけで130億通に達し、7日間の総数の半数を上回った。

このほか、春節期間中、全国の各種マルチメディア・メッセージ発信件数は前年同期比40％増の13億3千万通に達した。また、移動通話も急増、中国電信は前年同期比127.6％、中国移動は同比19.5％、中国聯通は同比15.7％それぞれ増加した。

「人民網日本語版」2010年2月23日