現在開催中の第11回中国高新(ハイテク)技術成果交易会で16日、国家工業情報化部が「情報技術分野特許情勢報告」を発表した。これによると、2009年、中国の情報技術分野における知的所有権は引き続き増加し、業界の知的所有権戦略は着実に前進し、産業の知的所有権環境は更なる改善を見せた。中国新聞社が16日に伝えた。
報告によると、国家知識産権局が2009年9月30日までに公表している情報技術分野の特許申請件数は98万件にのぼり、2008年同期のデータと比べると、1年で18万件以上の増加となっている。成長速度は22%を超え、産業技術イノベーションは、引き続き活発さをたもっている。うち、コンピュータと自動化、測量・テストとレーダーナビゲーションは、情報産業の9つある技術分野のなかでも、発明特許の増加スピードが比較的速い分野となった。このほか、大陸部の通信、コンピュータ、電池、家電企業の技術イノベーション意識が高まり、特許獲得のスピードが速まった。
1999年からスタートした「情報技術分野特許情勢発表会」は、情報技術分野の知的所有権の最新情勢を発表しており、業界内でブランド効果を持つ重要な活動の一つとなっている。(編集SN)
「人民網日本語版」2009年11月17日