北京 地下鉄安全保障体制を強化、モスクワ事件を受け

タグ: 地下鉄爆破事件,軌道交通

発信時間: 2010-03-31 16:32:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 モスクワで地下鉄爆破事件が29日に発生したのを受け、北京市警察当局は連夜にわたり安全保障方案を制定、公共交通機関の安全保障レベルを全面的に強化した。30日早朝、市公安局公共交通総隊は情報を連続して発表、同日より、地下鉄安全保障体制は全面的に強化され、民間警察は警察犬を導入し地下鉄構内を巡回している。地下鉄構内で警察犬による巡回が行われるのは北京五輪、国慶60周年以来。地下鉄構内での安全保障体制強化は今後しばらくの間続けられる見通し。

 公共交通警察当局が明らかにしたところによると、30日以降、北京市警察当局は市内全域の軌道交通各駅での巡回を強化、駅出入り口、改札口付近を重点に巡回、セキュリティーゲートを中心に、地下鉄公司と協力してセキュリティーチェックを強化している。公共交通警察当局は、セキュリティーチェックを強化した上、警察犬の数を今後増やす方針で、民間警察による警察犬を連れた巡回を強化、巡回中に不審者が発見された場合は尋問を行う。

 また交通管理部門は、地下鉄に加え、トロリーバス、公共バスに対するセキュリティーチェックについても、「全手荷物を確認、大きな手荷物は必ずチェック」を原則とすることを明らかにした。軌道交通でも同様の原則を厳格に執行、セキュリティーチェック100%を確保する。さらに市内長距離バスターミナルでは今後、「北京に出入りする双方向の人々を逐一チェック、手荷物はすべて確認」を原則とする。

 「人民網日本語版」2010年3月31日

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