民政部は5日、4月5日の清明節(彼岸)当日、全国各地のお墓参りはピークを迎えたと発表した。
民政部清明節工作弁公室が全国150カ所のモニター地点から集めた統計データによると、5日にお墓参りをした人は延べ552万人、車両は63万台と、前日の4日に比べ29%と37%それぞれ増加した。清明節連休3日間で、お墓参りに出かけた人は延べ1411万人、車両は155万台と、前年比18.6%と15.7%それぞれ増加、連休の3日間とも墓参りのピークとなった。推計によると、今年の清明節連休中、全国でお墓参りをした人は延べ4億5千万人に達したと見られる。
今年の清明節連休のお墓参りは、次の3つの特徴を呈した。
(1)墓参りをする人は増え続けたが、一方、集中度は低下、分散傾向が見られた。
(2)公共交通機関を利用して墓参りに出かけた人が増加し、交通渋滞が例年よりかなり緩和された。
(3)「低炭素・省エネ環境保護」が今年のお墓参りの新しい風潮となった。
清明節連休の終了とともに、墓参りのピークも終わりに近づいているが、今後数日間はまだ一部の人々が墓参りをすると予想される。民政部清明節工作弁公室は、各地方の民政部門と出棺埋葬業務部門に対し、連休後も引き続き、人々の墓参りが問題なく行われるよう任務に励むよう求めた。
「人民網日本語版」2010年4月6日