就業を控えた大学生、「月給ゼロでも構わない」2割 

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発信時間: 2010-05-24 15:43:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京青年プレッシャー管理サービスセンターは23日、「2010中国大学生就業プレッシャー調査報告」を発表した。調査は先月1日から同20日まで行われ、有効回答4903件が集まった。調査結果によると、「月給ゼロでも構わない」と答えた大学生が約2割に達した。

「月給ゼロでも構わない」と答えた学生は今年は18%となり、昨年の1.3%から急増した。短大、四大在学者に「月給ゼロ」を受け入れる比率が比較的高く、それぞれ18.5%、20%に上った。修士、博士課程在学者では11.2%、11.4%。

「月給ゼロ」を受け入れる期間は最短で1カ月、最長で半年。その理由として主に、「経験を積み、能力を向上させ、永く発展し、興味を引き起こしたい」など、自身の素質と価値観を重視する傾向が強い。専門家は、このような心情は積極的であり、高い給与を過度に重視する利己主義とは相反し、求職者の就業プレッシャーを下げることができるとしている。社会全体にとっては一種の進歩であり、求職者にとってもより自身にマッチした職を探すのに有効で、社員の仕事に対する満足度を高め、最終的に社会全体の幸福感を向上させることができる。

実際の希望給与水準については、2千-5千元の間にほとんど集中しており、高学歴になるほど希望も高くなっている。短大生の希望給与は約2千元、四大生は2500元、修士は3千-3500元、博士は主に4500-5千元となっている。昨年に比べ、短大生の希望給与は500元上昇、博士は500元減少した。全体的に現実味をより増した。

「人民網日本語版」2010年5月24日

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