モスクワで開催されている卓球・世界選手権の女子団体決勝戦では、中国とシンガポールが17時から対戦した。中国の施之皓コーチは引き続き新人の劉詩雯選手と丁寧選手、郭焱選手をそれぞれ1番手、2番手、3番手に出場させ、第1試合では丁寧選手が2ゲームを勝利、3ゲーム目も8-3でリードしていた。しかし世界ランキング2位の馮天薇選手がそのあと逆転。第2試合では劉詩雯選手がベテランの王越古選手と対戦するが、丁寧選手の失敗が影響したのか1-3で敗れる。第3試合は郭焱選手が勝利。だが第4試合では劉詩雯選手が再び1-3で馮天薇選手に敗れ、結局1-3でシンガポールに敗れた。これまで世界選手権8連覇を達成して中国女子代表チームは9連覇のチャンスを逃し、世界選手権では1993年以来初の負けを味わった。