配達前の準備
他の配送員と一緒に届け先の住所をチェックする「犀利哥」
1枚の写真で注目を集め、インターネットの人気者になったイケメンホームレスこと「犀利哥」が8日、北京で配達の仕事を体験した。これは「犀利哥」が自力で生活し、人と付き合う能力を回復することを願う人たちの助けで行われたものだ。
まじめなだった最初の配達
長年にわたって流浪し、人と付き合う能力もほとんど失った「犀利哥」。今回あるウェブサイトは、「犀利哥」の自立した生活の回復を手助けするために、仕事を経験するチャンスを提供することにした。
午前10時頃、「犀利哥」は他の作業員と西城区の金融街付近にある配送会社に行き、制服に着替えて作業を開始した。
始終笑顔の「犀利哥」は言葉少なめ
最初の配達は、同行した作業員の指導ですばやく届け先を探し出して順調に配達終了。届け先の人は配達したのが「犀利哥」だとは気がつかなかったようだ。作業中の「犀利哥」は、言葉少なめながら始終笑顔を浮かべていた。
この日の体験が終わると「犀利哥」は叔父さんの奥さんと王府井へ。完全には人との交流に順応していない「犀利哥」は、ずっと叔父さんの奥さんの手を握っていた。