中国チームは出場しないが、W杯商戦が国内各都市で激しさを増している。膨大な数の中国サッカーファンをターゲットとしたこの巨大市場を軽視する人はいない。W杯はサッカー界だけではなく、商業界にとっても一大イベントだ。マスコット、ユニホーム、カラーテレビ、ビールなどW杯関連商品の国内消費が、今まさにブームとなっている。
ユニホーム、ボール、大会記念スリッパ、出場国の国旗、マグカップ、球界スターのマスコットなど、値段は数元から数千元までさまざま。オンラインショッピングサイト「淘宝網」でのW杯関連商品の売上は、この1カ月で100万元と、前の1カ月に比べ220%以上増えた。今後1カ月の間に、スポーツ関連用品の販売ピークがもう一度到来すると同サイトは予測している。
「淘宝網」の統計データによると、現時点で、出場32チームのユニホームが爆発的に売れている。最も売れているのはスペインチームで、この1カ月の販売量は4446枚、アルゼンチンチームがすぐその後に続き4354枚、3位はドイツチームという。
「人民網日本語版」2010年6月11日