チベット族の小学生の生活に密着

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発信時間: 2010-06-22 15:47:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

食事を受け取った学生たちが、混み合った食堂で注意深く開いた席を探している。

 饅頭1個にミルクティーか湯冷まし1杯、これが彼らの昼食だ。教台や廊下、教室の軒の下、ここが彼らの食堂だ。海抜3500メートル以上のこの学校で、熱いお湯の飲み物を口にするのは簡単なことではない。学校での食事は家の食事よりいいという子供もいる。

 16日の昼食は饅頭とミルクティーで、他におかずはない。これが学校の一般の昼食メニューだ。教師の万瑪東智さんによると、学生の1日3食は政府の補助によるもの。無料で、昼食は麺の時もあれば饅頭の時もあるが、いずれも簡単で野菜は何もない。高原では普通の野菜でさえ、牛肉や羊肉より高価だという。

 給食は同じような形式で野菜が極度に不足している。十分な給湯システムがないため、沢庫県では多くの学校が同じような問題を抱えている。このため、中国青少年発展基金会は「希望厨房」計画をスタートさせ、17日に沢庫県周辺の20校は「希望基金」から給食室建設の資金援助を受け取った。

 「人民網日本語版」2010年6月22日

ミルクティーに饅頭を浸して食べる学生。天候は涼しく、お湯も少なく、学生はあまり手を洗わない。
15日、沢庫県麦秀鎮の9年一貫教育の学校の食堂入り口で、食事を受け取るために長い行列を作って並ぶ学生たち。
16日、教台に座って食事をする青海省沢庫県寧秀郷?強郭初小学の学齢前クラスの子供達。饅頭1個に湯冷まし1杯、簡単な昼食だが子供達は一心に食べている。

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