6月25日は「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソン氏の1年目の命日。同氏のアルバムや映画などが亡くなった後も飛ぶように売れ、その収益は10億ドルを上回った。
亡くなる前の数年間、ジャクソン氏の資産状況はひどいものだった。借金は約5億ドルにのぼり、彼の私邸「ネバーランド」はオークションにかけられる始末だった。
しかし、米「ビルボード」誌によると、ジャクソン氏の死後、遺産管理人がアルバムや映画などをリリース、その収益は10億ドルを超えたという。
米ニールセンのレコード市場調査の統計データによると、2010年6月の時点で、ジャクソン氏のアルバム売上は、米国内だけで900万枚、世界中で2400万枚。アルバム販売や音楽配信サービスによる音楽関連収益は約4億2900万ドルに達した。インターネット史上最もヒットしたR&B17曲のうち、ジャクソン氏の作品が9曲を占める。
生前のワールドツアーのリハーサル映像を収めたドキュメンタリー映画「THIS IS IT」の世界興行収入は2億6000万ドルを突破、同映画DVDの販売・レンタル収入は6800万ドルに達した。また、テレビ局から1500万ドル、航空会社・ホテルから2400万ドルの同映画の著作権料収入が入る見通しという。
「人民網日本語版」2010年6月25日