このほど出版された『2010年中国流動人口発展報告』によると、2009年、中国の流動人口は2億1100万人に達したことが明らかになった。
『報告』は「今後2、30年間、中国の流動人口の規模が増えるが増加率が低下すること、人口流動の原因が生存型から発展型へと転換すること、経済危機によって地域産業構造の調整がもたらされ、人口分布の新たな調整が起きること、今後の流動人口の分布は東部沿海の都市ゾーン、内陸部都市群、西部の中心都市集中という4つの趨勢が現れるだろう」と推測している。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月27日