中国の作家が映画「アバター」を剽窃で提訴

中国の作家が映画「アバター」を剽窃で提訴。 年初に公開された米国映画「アバター」は世界で驚異的な興行記録を打ち立てたが、各地で映画が上映されると「剽窃だ」という話が出るようになった…

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発信時間: 2010-07-09 14:39:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「藍烏鴉(青いカラス)の伝説」と「アバター」の内容の比較。

 年初に公開された米国映画「アバター」は世界で驚異的な興行記録を打ち立てたが、各地で映画が上映されると「剽窃だ」という話が出るようになった。中国・広西壮(チワン)族自治区の作家・周紹謀さんは同映画のキャメロン監督とその政策グループを著作権侵害で訴え、北京市第1中級人民法院は同案件の受理を決定した。

 周紹謀さんは広西壮(チワン)族自治区横県出身で、1991年から120万文字の長編SF小説「藍烏鴉(青いカラス)の伝説」の執筆を開始、1997年に完成した同小説はあるウェブサイトに掲載された。2010年1月に映画「アバター」が公開されると、周さんの友人が映画の内容と周さんの小説が「とても似ている」と話したため、権利保護の訴訟の準備を始めた。周さんによると、「アバター」と自分の小説は10カ所以上似た箇所があり、80%近くの章が似ているという。

 2010年3月に周さんは北京市第1中級人民法院に訴状を提出、米国のジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」は剽窃の疑いがあるとして、約10億元(約130億円)の賠償を求めた。北京市第1中級法院は当時、周さんの起訴資料が不完全だという理由から受理しなかった。

 「人民網日本語版」2010年7月9日

北京第1中級法院の受理通知書。

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