中国 急速に高まる携帯メディアの影響力

中国 急速に高まる携帯メディアの影響力。 中国社会科学院新聞・メディア研究所は7日、新メディア青書「2010年中国新メディア発展報告」を発表した

タグ: メディア,携帯

発信時間: 2010-07-09 10:56:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国社会科学院新聞・メディア研究所は7日、新メディア青書「2010年中国新メディア発展報告」を発表した。同青書によると、過去5年間、携帯メールマガジン、ユーザー総数、さらに携帯メールマガジン産業がもたらす経済効果は高まり、猛烈なスピードで発展しており、携帯メディアの影響力はますます高まっている。

青書は、国内各大手メディア、携帯キャリア、プロバイダーが携帯メールマガジン市場シェア争奪戦を展開しており、全国の携帯メールマガジンユーザー数は相当猛烈なスピードで急増していると紹介している。2005年末に全国の携帯メールマガジンユーザー数は約100万人だったが、2007年末には2千万人を突破、翌2008年末には5千万人近くにまで増えている。メディア研究・コンサルティングを展開する易観国際が発表した「2009年第3四半期(7-9月)中国携帯閲読市場四半期観測」によると、中国国内の携帯電話を利用した閲読者数はすでに1億4900万人となっている。

青書よると、携帯メールマガジン産業の誕生・発展は巨大な経済効果をもたらしている。中国移動(チャイナ・モバイル)が発表した「2009年1-5月携帯メールマガジン業務営業売上状況通報」によると、当該5カ月間の有料携帯メールマガジン購読者数は4416万人に達した。携帯メールマガジンの累計販売部数(各マガジンの毎月の発行部数累計)は約2億4千万部となり、累計売上高7億6千万元を記録している。

「人民網日本語版」2010年7月8日

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