100万元のリンカーンで弁当配達

100万元のリンカーンで弁当配達。 価値100万元以上のリンカーン車を運転しながら、車内で6元の弁当を売っている、北京西郊自動車部品城の「リンカーン弁当屋」がインターネットで話題になっている…

タグ: リンカーン車,弁当,リンカーン弁当屋

発信時間: 2010-07-19 16:08:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 価値100万元以上のリンカーン車を運転しながら、車内で6元の弁当を売っている、北京西郊自動車部品城の「リンカーン弁当屋」がインターネットで話題になっている。あるインターネット利用者が撮影した動画や写真が各大手ウェブサイトに転載され、多くの利用者から「稼いでもガソリン代にもならないだろう」と感想が寄せられている。

 「あの車はリンカーンで100万元以上する。排気量は5.4?、燃費は100キロあたり20リットル、車全体が弁当の香りに包まれている。弁当は6元で味は悪くない。ガソリン代は足りるのだろうか?」「史上最強の『リンカーン弁当屋』」と名づけられたこの書き込みが最近、人気を集めている。書き込みには写真が何枚か付けられており、リンカーンの車内一杯に積まれた弁当は利用者から「幸福の弁当」と呼ばれている。

 またインターネット利用者が撮影した動画もある。動画では「リンカーン弁当屋」が黒いリンカーンを運転して西郊自動車部品城に来て車のトランクを開けると、中に弁当が積まれているところが撮影されている。売れ行きはまずまずで、しばらくたつとほとんどの弁当が売れてしまった。

 動画と書き込みには「リンカーン弁当屋」の発言は何もないことから、インターネット利用者は様々な推測をめぐらせ、近くの中古車販売店の人間で、まだ売れていないリンカーンを運転しているのではないか、という意見が出ている。

 記者が17日昼に北京西郊自動車部品城を訪れたが、「リンカーン弁当屋」の姿は見られなかった。同城のテナント関係者によると、ここ数日姿が見えないという。テナント関係者の劉さんは「リンカーン弁当屋」について、とてもよい人物で、劉さんの店の商売がうまくいっていないのを知ると、弁当代も受け取らなかったという。

 また別のテナント関係者によると、「リンカーン弁当屋」は40歳から50歳ぐらいの年齢の、方という名前の人で、高級車で弁当を売り始めて1年余りになる。リンカーンだけではなく、以前はダッジも運転していた。リンカーンは弁当屋の車ではないといい、まだランボルギーニもあった。あるインターネット利用者の書き込みによると、彼の友人がこの弁当屋にどうしてリンカーンで弁当を売りに来るのかと訊ねたところ、「仕方がない。この車でないとこれほど多くの弁当を積めないし、もう慣れたから」と答えたという。
 
 高級車で物を売るのは「リンカーン弁当屋」だけではない。成都には以前、裕福層の子供が生活体験のために、BMWを運転して1杯2.8元の粥を売っていたケースがある。

 「人民網日本版」2010年7月19日

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