豪雨が続き長江流域の水位が絶えず上がり、洪水防止情勢は深刻化していまる。
長江洪水対策本部が20日に発表したところによると、これまでに湖北、安徽、湖南などの長江沿岸の各省ではあわせて63万人が救援活動に参加している。
関係者は「豪雨の影響を受け、長江上流の嘉陵江の支流である渠江では史上最大の洪水が起きており、長江の上流でも1987年以来の最高水位となった」と明らかにした。
この関係者はまた「長江流域各地はそれぞれ洪水防止に力を入れているほか、国家洪水対策本部、水利省、長江水利委員会なども四川や重慶、湖北、湖南、江西などの被災地に洪水防止活動チームを派遣した」と話している。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月20日