フィリピンのマニラで香港の乗客が乗った観光バスが乗っ取られた事件で、今月25日にジャッキー・チェンはツイッターにアシスタントを通じて自らの意見を発表したが、意外なことに香港市民から批判を浴び、一昨日に自分の発言は米国人アシスタントの完全ではない翻訳から生まれた誤解だと説明した。
バス乗っ取り事故で犠牲になった観光客の家族に哀悼の意を示すジャッキー・チェン
香港のツアー客を乗せた観光バスが乗っ取られた事件はすでに終了したが、事件が残した痛みは香港市民にとって忘れ難い記憶になっている。このところ香港にいなかったジャッキー・チェンは25日、アシスタントを通じてツイッターに書き込みしたところ、香港市民の反感を招き、サイト「フェイスブック」には「反ジャッキー・チェングループ」まで結成された。
この騒動が起こってから数日後、北京にいたジャッキー・チェンは沈黙を破り、自分の「誤解を招いた発言」について香港市民に陳謝した。その内容は、米国人アシスタントの翻訳が完全ではなく、自分はただ香港とフィリピンの人たちの間に憎しみを起こさず、自分は完全に中国人であることを強調し、自分としても必ずフィリピン警察の責任を追及しなければならないと考えており、犠牲になった人を悲しみ、遺族に最も深い哀悼を表すといったものだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月30日