「第13回全国標準語普及促進ウィーク」が12日、西安で開幕した。「国家通用語(標準語)・文字の使用規範化、優れた中国文化の伝統発揚」をテーマとした今回のイベントでは、北京、陝西、天津など14省・直轄市で1週間にわたり、一連の活動が繰り広げられる。関係者によると、大陸部における標準語の普及率は54%に達したという。「中国新聞社(西安)」が12日伝えた。
国家語言・文字工作委員会の副主任を務める中国教育部語言応用管理司の王登峰司長によると、大陸部における標準語の普及率は54%に達し、今後は「国家通用語文字法」で定められた4つの領域、広大な農村、少数民族地域で標準語の普及強化に努める方針という。
同委員会主任を務める教育部の李衛紅副部長は、開幕式典において、「標準語と規範漢字を普及し、調和の取れた言語生活を構築することは、全国民の社会システム作りに関わる国家の一大事業だ」と語った。
国務院は1998年、毎年9月の第3週を全国標準語促進ウィークとすることを決定、昨年までにすでに12回開催された。今年は、「国家通用語文字法」の公布施行 10周年にあたる。全国標準語促進ウィーク指導チームは、テーマ「国家標準語・文字の使用規範化、優れた中国文化の伝統発揚」に絡み、公益テレビ?コマーシャル「標準語を話し、調和のとれた言語生活を構築しよう」やポスター「調和のとれた音を社会に奏でよう」を制作した。
1週間の促進ウィーク期間、国内各地方や各業界は、多種多様な方法で、様々な標準語普及活動を展開し、漢字規範化PR 活動を推し進める。18日には重慶で、「第13回全国標準語普及促進ウィーク閉幕式・中華誦 2010年経典読誦の夕べ」が開催される。
「人民網日本語版」2010年9月13日