中国青少年発展基金会は10日、青海省玉樹チベット族自治州で「希望プロジェクト」助学金交付式典を開催した。玉樹県第一完全小学、第二完全小学、結古鎮九年寄宿制学校など6校の経済的に困難な児童・生徒3307人に各1千元の助学金が、また自治州内で今年大学を受験する773人には4千元の助学金が授与される。「中国青年報」が伝えた。
中国青少年発展基金会の○猛・秘書長は「玉樹で経済的に困難な児童・生徒を支援すると共に、希望小学校建設へ向けた資金援助も始まっている。中国青少年発展基金会は今後さらに寄贈者と児童・生徒をマンツーマンで結び、双方が長期的に連絡し合えるよう支援する」と述べた。
玉樹地震発生後、中国青少年発展基金会はただちに重大災害応急案を始動、全国33の省級基金会と共に「希望プロジェクト基金災害救助募金活動」をスタートした。地震発生から3日後の4月17日、中国青少年発展基金会玉樹チベット族自治州孤児学校は「地震対策希望学校」の建設に着手、自治州の4県にプレハブ校舎355棟を竣工し、2万人以上の児童・生徒が通っている。
※○は「さんずい」に「余」
「人民網日本語版」2010年9月13日