3月8日の「国際婦人デー」を前に北京の人民大会堂では、全国政治協商会議第11期3回会議の第2回全体会議が行なわれた。写真はその会議に参加した女性代表たち(資料写真3月7日)
上海市で17日に開催された「婦人と都市発展および第4回世界婦人大会成立15周年フォーラム」では、中国や外国の女性指導者たちが注目を集めた。中国婦人連合会のデータによると、中国の女性高官の割合は年々高まっており、中国は率先して女性の参政や政治について議論する割合を達成している。
米国務省の国際女性問題担当の無任所大使は「女性が社会政策の制定者にならなければ、男女の不平等が改善することは難しい。世界各国は、女性の参政率が低いという問題に直面している。一部の国の女性しか、国家の指導者や政府の中での重要な職務を担っていない」と語った。
中国婦人連合会のデータによると、中国の女性高官の割合はここ数年、年毎に高くなっており、国家指導者の中で8人が女性で、省レベルの女性高官は230人、全国600余りの都市では女性市長や副市長の数が670人に達しており、1995年の2倍である。2008年には中国各レベルの女性幹部は全体の40%を占めたという。