世界華僑華人中国平和統一促進大会がきょう(21日)とあす(22日)、初めて香港で開催される。開幕式では全国政協副主席を務める中央統戦部の杜青林・部長が重要講話を発表、閉幕式には「香港宣言」を採択する。
今大会のメインテーマは「平和発展推進、平和統一促進、民族復興実現」。60以上の国と地域から計1500人以上の代表が参加、史上最大規模となる。
杜部長は国家10以上の部・委員会、計100人以上の中央政府代表団を率いて大会に臨む。杜部長のほか、全国政協の董建華・副主席、香港特?行政区の曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官、中央人民政府駐香港特?行政区連絡弁公室の李剛・副主任らも重要講話を発表する。大会ではさらに国家幹部、中央各関連部門の題辞および祝電が代読される。22日の閉幕当日には綱領文書「香港宣言」が採択される。
今回の大会の最も顕著な特徴は台湾代表が史上最多となったことで、台湾退役将校の許歴農氏が特別参加する。台湾からは36の社団・機構から600人以上の代表が出席、全出席者の3分の1を占める。また出席者数のみならず、台湾代表は若年化、高学歴化、南北地区の均衡化がみられる。これまで台湾代表に現役大学生は非常にまばらだったが、今回は青年代表の多くが台湾南部・北部の数十の大学・学部から訪れる。
「人民網日本語版」2010年9月21日