人民日報社と人民網が共同出資で設立した人民捜索網絡股フェン公司は25日午前に董事会を開き、人民捜索網絡股フェン公司の総経理としてトウ亜萍氏を招聘することを決定した。トウ氏は総経理就任後、人民捜索の日常管理に全面的に参加し、各業務を全面的に推進していく。
トウ氏は卓球の世界大会で優勝18回、オリンピックの金メダル4枚を獲得した経歴を持ち、「卓球クイーン」と呼ばれている。2001年の北京五輪誘致メンバーの1人であり、五輪誘致のイメージ大使も努めた。また、ケンブリッジ大学の経済学博士号を取得しているほか、 国際オリンピック委員会(IOC)選手委員、中国共産主義青年団北京市委員会副書記を務めた経験がある。
人民捜索の董事会は、トウ氏が体現する積極的な努力の精神と国際的な影響力は、企業化・市場化運営を行う人民捜索が国内外の資源を拡大する上で大きな推進力を発揮するだろうと信頼を寄せている。董事会はまた、トウ氏がIOC委員および北京市委員会副書記の就任期間中に発揮した組織力と管理力は、人民捜索において更なる役割を発揮するだろうとしている。人民捜索はトウ氏の国際的な影響力を通じ、開放的な態度で国際市場に向かい、社会に幅広く協力資源を求め、国際的な運営経験を十分に吸収し、人民捜索の国内外での影響力を拡大していく。
人民捜索網絡股フェン公司は、人民日報社と人民網の共同出資により設立された。同公司は、国家級検索プラットフォームの建設任務を担っており、自主的な知的財産権と高い機能を持つ中国語のプラットフォームを打ちたて、世界中の華人のため、信頼のある検索サービスを提供していく。
写真は2010年8月5日、人民網を訪問したトウ亜萍氏。
「人民網日本語版」2010年9月26日