中国 5年以内に海洋巡視船30隻建造へ

中国 5年以内に海洋巡視船30隻建造へ。 中国の現有の海洋巡視船は1千平方キロメートルの海域内に1隻が配備された水準に達しておらず、他の先進諸国との差はきわめて大きく、海洋権益保護・法執行能力向上のため、中国は今後5年以内に海洋巡視船30隻を建造する…

タグ: 海洋巡視船,海監,海洋権益

発信時間: 2010-10-13 10:33:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国家海洋局南海分局の李立新・局長が11日に明らかにしたところによると、中国の現有の海洋巡視船は1千平方キロメートルの海域内に1隻が配備された水準に達しておらず、他の先進諸国との差はきわめて大きく、海洋権益保護・法執行能力向上のため、中国は今後5年以内に海洋巡視船30隻を建造する。

李局長は取材に対し、「中国海監総隊は1998年に正式に発足、国家海洋権益の維持、海洋環境の保護などの方面で行政法執行職能を履行してきた。総合的素質を向上すべく中国海監は毎年、船員安全技能競技大会を開催している」と語った。

さらに李局長は、「中国の海域はきわめて広いが、現有の海洋巡視船は総トン数が小さいのみならず、数も少ない。1千平方キロメートルの海域内に1隻が配備される水準にはいまだ達しておらず、他の先進諸国との差はきわめて大きい。たとえば日本海洋巡視船の数は100隻以上、総トン数は3千トン以上だが、中国の海洋巡視船の数は日本の半数にも満たない」とした。

李局長によると、海洋権益維持・法執行能力向上のため、中国は今後5年以内に海洋巡視船30隻を建造する計画。今年末から来年初旬にかけて、中国海監は巡視船6隻を新たに配備、今年7月末に進水した「中国海監75」号も今月末には南海分局に到着する。

「人民網日本語版」2010年10月12日

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