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中央気象台が13日に伝えたところによると、今後1週間で寒気が3回にわたって中国に到来するという。また、新疆、西蔵(チベット)、青海、甘粛、黒竜江、内モンゴルなど9省・自治区がまもなく冬入りを迎える。
10月以降、寒気の勢力が強まるに伴い、中国で冬入りした地域は少しずつ拡大してきた。13日までに、新疆北部、西蔵と青海の大部分、甘粛南東部、四川西部、内モンゴル北東部、黒竜江、吉林西部および河北省の一部地域が冬入りの基準(5日間連続で平均気温が10度以下)に達している。
中央気象台によると、今後1週間以内に、寒気が3回にわたって西から東へと中国全土に到来し、中国中東部の気温は全体的に4-8度下がり、局地的には10度以上下がるという。また、北方の一部地域では4-6級の風を伴い、南疆盆地の一部地域では浮塵(視程10~1km、風力0~7.9m/sの砂塵) および揚沙(同10~1km、8.0~10.7m/s)に見舞われる見通しだ。
予報では、16日までに東北の大部分が冬入りし、新疆と青蔵高原でも冬入りする地域が大きく拡大する見込み。また、遼寧、河北、山西の北部と内モンゴル中部でもまもなく冬入りすると見られる。
「人民網日本語版」2010年10月14日