四川大地震 被災地再建2周年の成果

四川大地震 被災地再建2周年の成果。 四川大地震は新中国成立以来、最も破壊的で、影響の及んだ範囲が最も広く、損失が最も深刻な地震災害だった…

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発信時間: 2010-10-27 13:40:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

四川大地震は新中国成立以来、最も破壊的で、影響の及んだ範囲が最も広く、損失が最も深刻な地震災害だった。復興再建が始まって2年が経ち、被災地は見違えるほどに生まれ変わり、市民の生活は根本的に改善・向上、経済社会の発展力は明らかに高まった。

四川省政府が明らかにしたところによると、先月28日までに、国家再建計画2万9700件の再建プロジェクトのうちすでに99.3%が着工、85.2%が竣工した。概算総投資額8613億元のうち85.6%の7365億9千万元分が完了し、9月末までに投資プロジェクトの85%以上を完成させる総体目標は無事達成された。

▽被災者の住宅条件が大幅に改善。地震発生から1年半で148万5千戸の農民用住宅がすべて完成、また2年後には25万9千棟の都市住民用住宅がほぼ竣工した。

▽都市再建で新しい姿に。現代と伝統が見事に融合した新しい都市が人々を驚かせている。再建された38の都市・鎮のうち、30の基盤機能がすでに完成、残る8都市の再建業務も順調に進展している。

▽農村再建が秩序ある進展を果たした。無秩序だった村落区画・計画に終止符を打ち、インフラが完備した、個性的な新農村が建設された。農業再建プロジェクトの71.5%がすでに竣工、総投資額の82.2%分が完了した。

▽公共サービス施設機能が明らかに向上した。震災前に比べ20-50年先を行く、現代的かつ一流のクオリティーの学校、病院、福祉施設などが設計された。再建計画中の学校3002校のうち91.2%が竣工、今年春の始業式から被災地児童・生徒は全員、プレハブ校舎に別れを告げた。

▽インフラ保障能力が顕著に増強された。一連の長距離交通、水利、電力などのインフラ重大プロジェクトが相次いで竣工、あるいは建設が進められている。うち、交通復興重建プロジェクトは87%が竣工、総投資額の90%が完了した。

▽産業が再建過程で改善・グレードアップした。新たに建設された一連の産業パークは、一定規模以上の工業企業のうち再建が必要だった2400社全社が生産を再開、観光業は昨年末にすでに被災前の水準に回復した。

▽防災減災能力が増強された。全省で地質的危険箇所を計1万1384カ所調査、新たに5033カ所を発見し、国家総体計画に組み込まれている2334カ所の重大地質災害対策プロジェクトはすべて着工、47.9%が竣工した。危険地域に住む2万8674?のうち2万3374?の転居・避難が完了、被災地の地質災害抑制力は顕著に増強された。

▽生態環境がさらに改善された。全省の被災後林業再建プロジェクトは98.6%が着工。植林により計画の76.1%にあたる山林23.5ヘクタールが回復した。

▽文化が保護・昂揚された。四川省は民族文化と地震遺跡の保護強化を高度に重視しており、76の文化プロジェクトのうち全体の65%を占める49件が着工した。

「人民網日本語版」2010年10月26日

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