国内便、4時間以上の遅れで乗客に現金補償

国内便、4時間以上の遅れで乗客に現金補償。 中国航空運輸協会が1日に湖北機場(空港)集団公司に通達した「航空運輸サービスクオリティー不正常フライトの運航者サービスおよび補償規範(試行)」によると…

タグ: 不正常フライト,運航者サービス,補償規範

発信時間: 2010-11-02 16:56:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国航空運輸協会が1日に湖北機場(空港)集団公司に通達した「航空運輸サービスクオリティー不正常フライトの運航者サービスおよび補償規範(試行)」によると、格安航空会社・春秋航空を除き、国内航空各社は今後、フライト遅延に対して新たな補償制度を実施する。「武漢晩報」が伝えた。

同規範の適用範囲は国内便の不正常フライトにおける旅客サービスで、情報提供、乗り換えサービス、搭乗券返却・再発行・変更、および補償などが含まれ、補償は非運航者が原因によるものと運航者が原因によるものに分かれる。前者は天候、突発性事件、空中交通管制、セキュリティーチェック、旅客あるいは公共安全などが原因によるもの、後者は運航計画、運航、フライト手配、運輸サービス、クルーなどが原因によるものを指す。

非運航者が原因による不正常フライトの場合、航空会社は補償責任を負わず、空港あるいは航空会社は乗客に対して飲食サービスと休息場所の提供に協力、費用は旅客が負担する。

もっとも例外もあり、いかなる理由でもフライトが空港に停機・遅延した場合、たとえば予定外の着陸などの際は航空会社は必要に応じ、旅客に対して無償の飲食サービスと宿泊施設を提供する必要が生じる。

運航者が原因によるフライト遅延・欠航の場合、搭乗券返却・再発行・変更費用は航空会社が負担する。航空会社は遅延時間に基づき旅客に対して無償の飲食サービスと休息場所を提供する。遅延が1-4時間以内(4時間を含む)と見込まれるフライトの場合、すみやかに旅客に飲食サービスを提供する必要がある。

4時間以上の場合については、休息場所の手配が義務付けられる。また当初の予定時刻から離陸が4-8時間(8時間を含む)遅れる場合については、旅客に対して300元相当の搭乗券購入割引、マイレージあるいはその他の方式による補償、もしくは現金200元を提供する。

8時間以上遅れる場合は450元相当の搭乗券購入割引、マイレージあるいはその他の方式による補償、もしくは300元を提供する。

「人民網日本語版」2010年11月2日

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