人間開発報告書:中国は発展スピード世界2位

人間開発報告書:中国は発展スピード世界2位。

タグ: 国連開発計画,人間開発報告書2010

発信時間: 2010-11-05 15:43:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国連開発計画(UNDP)は4日、「人間開発報告書2010」を発表、1970年から2010年までの40年にわたる人間開発情勢に対する分析結果を明らかにした。報告によると、各種データが揃っている135経済体のうち、人間開発指数(HDI)で示された進歩の最も速い上位10カ国は順次、オマーン、中国、ネパール、インドネシア、サウジアラビア、ラオス、チュニジア、韓国、アルジェリア、モロッコ。

多くの発展途上国が、健康、教育、基本生活レベルなど各分野で大きな進歩を遂げた。進歩が最も速い地域は東アジアで、そのうちトップは中国とインドネシア。地域別にみると、発展が最も目覚ましかったのは東アジアと太平洋で、平均発展指数は軒並み倍増した。

国連開発計画(UNDP)は4日、「人間開発報告書」20周年記念特別号「人間開発報告書2010」を厳かに初公開した。同報告書では、健康、教育、収入などで構成される人間開発指数(HDI)によって、ここ20年間の人間の開発状況が示されている。

2010年発展指数上位10カ国は順次、ノルウェー、オーストラリア、ニュージーランド、米国、アイルランド、リヒテンシュタイン、オランダ、カナダ、スウェーデン、ドイツ。首位ノルウェーの人間発展総合指数は0.938。中国の人間発展総合指数は0.663、「中レベル発展」グループに入り、世界平均0.624をやや上回った。

国連の潘基文事務総長は、報告書の発表セレモニーにおいて、「『人間開発報告書』は、我々の物に対する見方を一新させた。経済発展は大変重要だが、最も大切なことは、国民の所得を使って、国民全体が平均寿命を延ばし、より健康でバラエティに富んだ生活を享受することだ」と語った。

「人民網日本語版」2010年11月5日

「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。