北京市が賞金総額85万元の建国門立体交差の渋滞解消プランを募集

北京市が賞金総額85万元の建国門立体交差の渋滞解消プランを募集。

タグ: 北京市交通委員会,建国門立体交差橋,改造工事プラン,公開募集,渋滞解消

発信時間: 2010-12-02 16:32:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京市交通委員会は先ごろ、建国門立体交差橋の改造工事プランが既に公開募集を始めたと明らかにした。大規模な賞で渋滞解消の優れたプランを募集する。

プランの募集は2011年1月4日まで、改造工事の時期と期間は現在まだ確定されていない。

建国門立体交差橋は北京市東二環路と長安街の交わる場所にあり、1979年に完成・開通した国内初の自動車とそれ以外を分離した3層の立体交通橋だ。長安街と東二環の交通量が日増しに増加するのにともない、交通の要所としての建国門立体橋は現在、朝晩のラッシュ時の交通渋滞が非常に深刻になっている。

市交通委員会路政局道路建設工事プロジェクト管理センターの担当者によると、今回の改造プランの基本的要求は、橋梁を基本的に大きく変化させず、道路の幅を拡大し、一部の橋梁を改造するのみという点にある。

審査委員会が募集した各プランを審査し、1等賞のプラン1件(設計費40万元)、2等賞のプラン2件(設計費15万元)、3等賞のプラン3件(設計費5万元)を選ぶ。

現状

朝晩のラッシュ時は毎日渋滞

1日夕方5時ごろ、建国門の南から北へと向う車線では、車がゆっくりと進んでいた。建国門立体交差橋では東西南北それぞれの方向へ向う車が列を作り、橋を通過するのを待っていた。渋滞の主な原因は二環路の車と長安街の車が方向転換する際の混雑によるようだ。

例えば長安街から右折して二環路に入る車と、二環路を北から南へと進む車、さらに通恵河北路に向う車が建国門橋の東二環内側を深刻に渋滞させている。また南から北へ向い建国門橋を過ぎてから右折して長安街に入ろうとすると、長安街を東から西へ走行している車両と「ぶつかる」ことになる。

勤務中の交通整理員によると、建国門橋は朝晩のラッシュ時にほとんど毎日渋滞するという。4つの出口で毎日16人の交通整理員が誘導にあたっている。夜のラッシュは6時ごろから8時過ぎまで続くという。

「人民網日本語版」2010年12月2日

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