中国鉄道部が11月30日に発表したところによると、鉄道部と中国銀行は、ICカードに関する協力プロジェクトを正式にスタートしたということである。それに基づき、鉄道部の所属機関や中国銀行、中国銀連などの関係機関が出資して会社を設立し、列車用のICカードを発行する。このカードは、先ず高速列車に使われる見通しである。
銀行関係者は「このカードは、現金や料金を前払いして利用するもので、チャージすることもできる。頻繁に列車を利用する人を主な対象にしており、まず高速列車で使用される見込みだ。あまり列車に乗らない乗客は、今までどおり乗車券を購入することができる」と紹介した。
また、このカードは今後、ショッピングにも使えるようになるとのことである。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年12月1日