米国を超え世界一のネット大国になった中国。「十一五(第11次5カ年計画:2006-2010年)」期間中にネットユーザー数は2倍、ネット普及率は全国民の約3分の1、ブロードバンド普及率は86.6%、携帯電話を利用したネットユーザーは今年6月までに2億7700万人となり、モバイルインターネットの巨大市場が中国で躍動している。「新京報」が伝えた。
CNNIC(中国インターネット情報センター)の統計によると、2006年の中国のネットユーザー数は1億1100万人、ブローバンドユーザー数は6430万人だったが、今年6月にはそれぞれ4億2千万人、3億6380万人となった。過去5年間でネットユーザー数はほぼ2倍に、ブロードバンド普及率も57.9%から86.6%へと急成長を遂げた。
ブロードバンドユーザー数は確実に増えているものの、ネットユーザー全体に占める割合は下がっており、その理由として携帯電話を利用したネットユーザーが急増していることが主に挙げられる。今年6月までに、携帯電話を利用したネットユーザー数は4914万人、昨年末比で1842万人増え、ネットユーザー全体に占める割合は11.7%に上昇した。
「人民網日本語版」2010年11月30日