中央機関およびその直属機構の2011年度公務員採用試験共通科目筆記試験が5日、全国31試験地区、46都市で一斉に開催された。今年の受験者数は約100万人。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
各地試験部門は、良好な試験環境の完備と公平かつ公正な試験の実施をめざし、人事試験サイト、電話問合わせ、きめ細かい注意喚起、横断幕スローガンなど様々な方法を駆使して、穏やかで調和のとれた、文明的な試験実施のPRに努めた。また、各地公務員主管部門と試験機構は、公安、無線電管理部門の協力のもと、当日の試験監督を強化し、無線電信設備やインターネットを利用したカンニングなどの不法行為を厳しく取り締まる体制を敷いた。今回の公務員試験では、試験風紀規律を一層強化し、公務員採用試験の公平・公正を守り、良好な試験環境を整えることが徹底された。
共通科目筆記試験終了後、関連部門は速やかに採点作業に入り、2011年1月中旬に結果が発表される。筆記試験合格者は面接試験と専門試験に進むが、関連詳細は、人力資源・社会保障部と国家公務員局公式サイトに発表される。
「人民網日本語版」2010年12月6日