北京市教育委員会広報担当の線聯平氏は16日、「北京市では、81校が外国人留学生を受け入れており、183カ国の留学生約8万人が学んでいる。このうち、学位取得を目的とした正規の学生が全体の3割以上を占めている」と明かした。「中国新聞社」が伝えた。
線氏によると、「北京市外国人留学生奨学金」の支給総額は1億9千万元に達し、1万5千人の優秀な留学生がその恩恵にあずかっているという。
北京市は今後、優れた海外の教育機関と協力し、北京での学校運営を共同で展開する方針という。また、受入留学生の規模を引き続き拡大し、2020年には北京で学ぶ留学生を延べ20万人とする計画。同時に、外国人留学生への市政府奨学金支給も強化する構えだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2010年12月17日