中国ソフトウェア評価測定センター(CSTC)がまとめた2010年中国政府ウェブサイト業績評価結果がこのほど、北京で発表された。結果によると、政府系ウェブサイトの構築は今年、総体的に水準が上がり、各級政府サイトは政府情報の開示、行政事務サービス・民生サービスの提供、ネット上でのインタラクティブな交流などで一定の改善がみられた。ただしサービス型政府の建設や国民が求める水準と比べると、改善の余地はまだ大いに残されているという。「科技日報」が伝えた。
部・委員会サイト総合業績ランキングの上位3サイトには、商務部、国家質量監督検験検疫総局(質検総局:品質管理部門)、交通運輸部がランクインした。省(自治区・直轄市)級政府サイトは順に、北京、広東、上海、陝西、四川、福建、湖南、浙江、海南、江蘇。省(自治区・直轄市)都サイトの順位は、広州、成都、済南、武漢、西安、杭州、長沙、哈爾浜(ハルビン)、合肥、南昌。市政府サイトの首位は蘇州、区・県政府サイトの首位は北京市大興区だった。
調査結果によると、今年の政府系サイト構築の総体的な業績水準はやや上向き、ユーザーの不満足度は昨年の87.9%から84.2%に下がった。
「人民網日本語版」2010年12月22日