VISAカードが4日に発表した調査報告によると昨年、アジア太平洋6地域のeコマース市場は急速に発展、消費者はオンラインショッピングに夢中になり、同地域の回答者のうち過去1年間にネットで買い物やサービスを利用した人は87%に上った。1カ月あたりの平均ネット消費額は台湾が1位、中国大陸部が2位、マレーシアが3位だった。「中国新聞社」が伝えた。
VISA・eコマース消費者観測データはネットユーザー3156人にアンケートを実施したもの。回答者は中国大陸部、インド、インドネシア、マレーシア、タイなどに及んだ。
オンラインショッピングがとりわけ流行しているのは中国大陸部と台湾で、ほとんどすべて(大陸部98%、台湾97%)の回答者が過去12カ月以内にネット上で買い物あるいはサービスを利用した。台湾在住者の昨年の1カ月あたりの平均ネット消費額は4041ドルで首位、次いで中国大陸部が2557ドル、マレーシアが2006ドルで続いた。
過去12カ月間でネット消費者の利用額が最多だったのは観光関連で、主に航空券予約、ホテル宿泊、旅行代理店業務など、平均550ドルが消費された。その他上位の消費品目には、株式取引、電子製品・大型家電製品、銀行・金融機関サービス、ソフトウェアがあった。
「人民網日本語版」2011年1月7日