日本の結婚情報サービス会社オーネットが新成人800人の男女を対象に去年11月に実施したアンケートでは、77%に恋人がいないことが明らかになった。対象者は楽天リサーチに登録している1990年4月2日から1991年4月1日に生まれた男女。
共同通信社は、この結果はこの調査を始めた15年前の50%より高く、新成人は恋愛に対して比較的受身で、束縛を嫌う気持ちがとても強いと伝えている。
恋人がいないと答えた男性は初めて80%を超える84%で、女性は70%だった。この中で恋人を探したいと望んでいる男性は68%、女性は61%で、ともに2009年より低かった。
また66%が「恋愛は重要」としており、「異性との交際に積極的ではない」と自覚している割合は68%だった。46%の人が「相手には追いかけるより追いかけられたい」と思っており、43%の人が「交際相手をつくりにはどうしたら良いか教えてくれる人がいない」と受け身な姿勢も明らかになった。その他に66%の人が「相手に束縛されたくない」としている。
60%の男性は「自分は植物的」と認めつつも、「異性にもてたい」という男性は65%、女性は54%だった。
結婚については81%が「結婚したい」と回答しており、ここ5年で2番目に高かった。しかし不況が結婚に与える影響に対しては67%が「経済的不安などから結婚を先延ばしにする傾向が強まる」と悲観的な見方だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年1月10日