「2010中国で最も海外に影響力のある市(県・区)、鎮(郷・村)」選考活動の授賞式が19日、香港で行われた。天津市濱海新区、河南省鄭州市・洛陽市、湖南省張家界市など、大陸部の20以上の省・直轄市から60の市・鎮が選ばれた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
今回の活動を主催した香港の日刊紙「大公報」の姜在忠・董事長(会長)兼社長はあいさつで、中国の名都市・名鎮には枚挙にいとまがないが、活動の主旨は国際社会における中国の豊かで活力に満ちた市(県・区)、鎮(郷・村)の認知度を高めることにより、これら地域の世界進出を後押しし、中国の外向型経済の発展を一層促すとともに、グローバルな舞台でさらに積極的な役割を発揮してもらうことにある、と述べた。
「大公報」によると、選考には約1年が費やされた。選ばれた60の市(県・区)、鎮(郷・村)はいずれも、経済影響力、総合影響力、文化影響力において国内外で広く関心をよび認められている。
今回の活動は多くの国の駐香港総領事館、また香港の政治・実業の各界実力者からも多数の強力な支持を集め、式典には駐香港総領事、香港各界著名人ら約300人が出席した。
「人民網日本語版」2011年1月21日