中国では2010年、2万3555人の海上遭難者が救助され、海難救助成功率は96.1%に達したことが、24日に行われた中国海上捜救センターの記者会見で明らかになった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同センターの陳愛平・常務副主任によると、海難救助を担当する国内各級機関は2010年、計2218回の救援活動を行ったという。救援船8095隻(回)および救援航空機345機(回)を共同で出動させ、海難船舶2348隻を捜索救助、うち1865隻が救援された。海上遭難者2万4513人を捜索救助、うち2万3555人は救援された。
第11次五カ年計画(2006-2010年)期間中、中国の各級海上捜救センターは、計9447回の救援活動を行い、救援船3万5275隻(回)および救援航空機1212機を共同で出動させた。国内管轄区域で10万2547人の海上遭難者(一日平均56人)を救援、救援成功率は96.3%に達したという。
「人民網日本語版」2011年1月25日