第7回アジア冬季競技大会(アルマトイ)が6日夜に閉幕した。開幕式前にアスタナで行なわれた男子アイスホッケーではカザフスタンが日本を4対1で破り、今大会最後の金メダルを獲得した。これによりカザフスタンは金メダル32個、銀メダル21個、銅メダル17個となり、メダル獲得数で首位に立った。中国は金メダル11個、銀メダル10個、銅メダル14個で4位。日本は2位、韓国は3位だった。
中国代表団の趙英剛事務長は「中国代表団は今回メダル獲得数上位3カ国には入れなかったが、選手はほぼ力を発揮し、得意種目で良い成績を確保した。今大会で頭角を現わした新人もいる。ソチ冬季五輪への準備という点から見ると、大会参加目標を達成できた。また、種目構成の関係から中国人選手は半分近くの種目で競争力に欠けた。これは冬季五輪種目で中国の成績がバランスや幅に欠く現状の反映でもある」と述べた。
中央アジア初となった今大会で、主催国カザフスタンは自国の競技能力やイメージを示した。閉幕式では次回大会の主催都市である日本の札幌へ大会理事会旗が渡された。札幌は第1回大会と第2回大会の主催都市でもある。
「人民網日本語版」2011年2月7日