写真:北京の地下鉄駅前に並ぶUターン客。春節連休の折り返し以降、各地でUターンラッシュが始まった。 |
春節(旧正月)連休5日目の6日、全国各地は晴天に恵まれ、旅行も好調な出足が続いた。今後2日間はUターンラッシュで鉄道、道路、空の便は大変混み合う。一部地区では雨や雪も予想され、道路交通の安全が懸念される。
全国休日旅行省庁間調整会議事務局は安全意識を高め、安全責任・措置を強化し、旅行者の安全に関わる重大事故の発生を防ぐよう各地に呼びかけている。
同事務局によると主要都市・観光地区は6日も賑わいが続いた。天津市市街区の公園や周辺の名所には市民や観光客が多数訪れ、車両発車回数は計6066回、乗客数は延べ12万1400人に上った。上海旅行集散センターの送り出した観光客は延べ5789人(同期比68.73%増)、春節前日から現在までに成都双流黄竜渓古鎮を訪れた観光客は計15万6100人(同25.38%増)に上った。海口市の観光ホテルの今日の平均客室利用率は67.69%、熱帯野生動植物園の来園者数は同期比2.2倍となった。
今日午後6時までに同事務局当直室には旅行に関する苦情の電話7件が寄せられた。内訳は旅行会社に関するものが3件、ホテルに関するものが4件。また、旅行関連の交通事故の報告1件が寄せられた。旅行関連で他の安全上の事故の報告はない。
「人民網日本語版」2011年2月7日