バラにチョコレート。2月14日はロマンチックな雰囲気が街を包み、恋人たちはどのように過ごすか知恵を絞る。この日、多くの女性はサプライズを期待し、多くの男性は相手を感動させる方法を考える。結婚して何年も経つ夫婦は相手にお祝いのメッセージを送り、年配者もテレビでバレンタインデーが何かを知っている。
バレンタインデーは勢いを増す一方で、暗流が激しく沸き立っている。早くから映画のチケットを買い、レストランを予約するカップルがいると同時に、「バレンタインデー反対」運動が現れ、その激しさは増している。
バレンタインデー?禁止!
ロシアのある州でバレンタインデーが禁止された。多くの保守派のロシア人は、バレンタインデーやハロウィンなどの西洋のイベントは、青少年の精神と道徳の育成に何のメリットもなく、このようなイベントはすべて店が利益を得るだけだと考えている。
世界では近年、バレンタインデーに反対する波が沸き起こり、東西諸国のネットユーザーはバレンタインデーを深く恨み、ネット上でバレンタインに反対するグループを結成した。一部の政党と政府もこれに加わり、一般庶民にバレンタインデーを祝わないよう呼びかけ、さらにはバレンタインデーを禁止した。ロシアのある都市では関連の政策も実施された。この都市は、住民の精神の健康にマイナスであることを理由に、今年のバレンタインデーのイベントをキャンセルするよう求めた。
独り身の人の攻略:バレンタインデーをエイプリルフールに
近ごろ、「バレンタインデーの独り身の攻略」というミニブログがネットで人気を呼んでいる。その攻略は以下のとおりだ。
1、すべてのホテルのダブルルームを電話予約する。
2、街で他人の彼氏にびんたを食らわす。
3、映画館の奇数番号の座席のチケットを買い占める。
4、子供を抱いてその子の父親であることを告げる。
5、街でバラを販売し、カップルに向かって「お母さんに花を買ってあげて」と言う。
6、食事をして会計せず、店を出るときに他人の彼氏を指して「前の夫が会計します」と言う。
これらの行動には、「バレンタインデーをエイプリルフールにする」という目的がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月14日