中国 若者の結婚恋愛観に地域差はない

中国 若者の結婚恋愛観に地域差はない。 バレンタインデー。この特別な日に恋愛中の無数の男女の愛情はさらに深まる…

タグ: バレンタインデー,恋愛,お見合い,裸婚

発信時間: 2011-02-14 16:25:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

バレンタインデー。この特別な日に恋愛中の無数の男女の愛情はさらに深まる。しかし「剰男剰女(年頃をすぎた未婚者)」たちの心中は、当然のことながら憂うつになる。「残された」人たちが独身の理由は何か?結婚相手に最も期待する条件とは?「閃婚(スピード婚)」「裸婚(資産なしの結婚)」は受け入れられるのか?「広州日報」が伝えた。

国内某大手結婚恋愛ソーシャルサイトが実施した「2010-2011年中国男女結婚恋愛観調査」の結果がこのほど公表された。中国のほとんどの地域で結婚恋愛観に大差はないが、調査対象者が最も多かった広東地区では、独身男女の結婚恋愛観に「経済的収入をより重視する」「向上心のない人は受け入れられない」がみられた。

調査は23-35歳の結婚適齢期の独身男女を主体に、計2万1694人を対象に行われた。男性7742人(36%)、女性1万3905人(64%)。

サイト側が調査対象者が最も多かった上位16地区のデータを元に比較分析した結果、「お見合いの際に経済的収入を重視する」との質問への賛同率が最も高かったのは重慶と広東だった。広東地区の独身男女のうち、収入を重視する割合は29%。お見合い相手の欠点については、最も受け入れがたいのは「向上心がない人」で、広東での比率が最も高く、27%以上に達した。

調査を受けた全国約2万人の独身男女の結婚恋愛観はどのようなものか?今回、詳細な結果が浮き彫りにされた。

「裸婚」とはマイホーム・マイカーは購入せず、披露宴は行わず、果ては結婚指輪も渡さずに直接結婚証書を受け取ること。「『裸婚』が受け入れられるか」との質問に対し独身者の10%は「非常によい。物質的基盤と婚姻に必然的関係はなくともよい。夫婦が共に努力して婚姻をさらにはぐくんでゆけばいい」と理解を示した。41%の人は「受け入れられる。実際の状況が当然無理ならば、『裸婚』でもいい」とした。すなわち過半数の回答者が「裸婚」を受け入れ、物質的条件では努力をすればよく、人々の結婚恋愛消費観が徐々に成熟し、婚姻がもはや物質的条件にはばまれていないことを表している。

お見合い方法について、男性は「ネットを通じたお見合い」が46%と、女性(34%)を明らかに上回った。親友の紹介、あるいはカップリングパーティーなどグループでのお見合いを選択する比率は、女性が男性を明らかに上回った。また男性の「資産」と女性の容姿に人気が集まり、「経済的収入が高い人」を選んだ女性は37%で、男性(6%)をはるかに上回った。容姿・身長については男性が51%に対し、女性はわずか30%。さらに現在社会で熱い話題となっている恋愛観についても男女間の開きは大きく、「『拝金女』は非常に正常」と認めたのは女性が63%に対し、男性はわずか33%。このほか、「『裸婚』を受け入れられる」男性は実に75%に上ったが、女性はわずか38%。頼もしい「エプロン男(社会的地位があり、家事も育児もしっかりこなす男性)を好む女性は52%となり、男性もうかうかしていられないようだ。

「人民網日本語版」2011年2月14日

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