中国国家品質監督検査検疫総局の李元平報道官は18日、非食用品を食品の生産に使用するなどの不法行為を厳しく取り締まると述べた。
報道によると、中国の一部の企業では、動物の皮や毛などを加水分解してたんぱく質を取り出し、そのたんぱく質を牛乳や乳製品に混合するなどの行為が見られるということである。これに対して、李報道官は、各地で検査を強化しており、不法行為が見つかった場合、厳しく処分すると述べた。また、2009年に浙江省で摘発された、動物の皮の加水分解たんぱく質を乳製品に添加した問題について、「法に従って厳しく処分した」と明らかにした。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年2月18日